Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

なぞなぞ・・・

 

さて、これは何でしょう?

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まぁるく綺麗にカットされたバラの葉っぱ

 

1、虫食い 2、虫食い 3、虫食い

 

全部不正解で~す!

虫食いの範疇ではありますが、正確には食ってない!

バラハキリバチ・・・薔薇葉切り蜂の仕業

竹筒の中に卵を産むようですが、その際、部屋の仕切りに葉っぱを利用

体をコンパスのように使い、器用にまーるく切り取ります

 

5年くらい見かけなくて、もはや絶滅か!と危惧しておりました故

薔薇の葉っぱが無残に切り取られても、どこか愉快な気持ちです

 

蜂は危険なため、どこでも巣を発見し次第撤去されます

確かにオオスズメバチなどは命の危険もありますから致し方ない

けれど、足の長い2㎝ほどのひょろっとした蜂一匹で

10坪にも満たない我が家の庭では

毎年大発生のチュウレンジバチ(蜂じゃない)の幼虫が1週間で全滅します

こいつらを放置すると

 

天蓋になった薔薇が丸裸にされるほどの食欲で食べつくされる

秋まで何度でも産卵を繰り返す

農薬を撒いて退治すると、その回数の多さにバラのほうが弱ってしまう

 

そんなわけで、蜂の根絶にはちょっと異論がありますね

とはいえ、人口密集地でそれは贅沢な悩みなのも事実です

 

我が家の庭で芋虫を食す生き物には

シジュウカラ、スズメ、ヒキガエル などがおります

しかし、こいつらは芋虫が大きくなるまで食べません

 

シジュウカラなどは、庭が丸裸になったころにチーッと騒ぎながら食します

ヒキガエルは芋虫がサナギになる前日を狙い撃ち(なぜわかる?)

サナギになろうとしている奴は、確かに動きが鈍くなるんですよねぇ

だからって、ツバクロヒョウモンという蝶の幼虫20匹ほどを

一晩で完食はいくら何でも食べすぎな気がします(>_<)

 

これから秋まで、庭では小さな生き物たちの戦いが密かに繰り広げられます

小さな小さな庭がその事件現場なんて、贅沢の極みと思うのは

変人ガーデナーだけでしょうけれど・・・