Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

飼いならされた味覚・・・(;^_^A

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インスタ映えする構図が分からない・・・

  「世界で一番おいしいチョコレートの作り方」

 

という、映画を観て、そのチョコレートを作っているお店が都内にあると知り直行!

 

だからぁ~、緊急事態宣言下だって知ってるのにぃ~

なんでぇ~、そういうことしてるのぉ~?

という突っ込みは、暫く脇に置いとくことに・・・お願いします <(_ _)>

 

ブラックチョコレートが好きな私達は

コスタリカとペルー、原産地別の板チョコを一枚ずつ2枚購入

さらに・・・アスペ1号には内緒ですが・・・(^^♪

ホットチョコレートドリンクを店内でいただきました

 

世界一美味しいと銘打っているわけですから、期待値はマックス!

それがいけなかったのか、ホットチョコレートを口に含んだ瞬間

 

アレ?

 

マズくはないけど、ココアと何が違うの?

そんな気分に陥った(;^_^A

私たちが想像しているホットチョコレートとは別物なのです

 

それは、家に帰りお茶を淹れ、さて試食・・・となっても印象は変わらず

 

明治のブラックチョコレート

フェアトレードのフランス産ブラックチョコレート

コスタリカ

ペルー

 

一つずつ、お茶で口の中をリセットしながら試食しました

結果、明治のチョコが一番おいしく感じてしまった私達・・・味音痴かも💦

 

お店の説明書きを読み、美味しさを感じない理由が分かりました

 

私たちが普段口にするチョコレートやホットチョコレートドリンクは

カカオバターを追加し、くちどけなめらかにしているもので

純粋にカカオ豆から、プラスもマイナスもせずにチョコレートを作ると

どこか粉っぽさや、香辛料っぽさを感じてしまう

 

お砂糖を加えないカカオは、香辛料の仲間だったのです!

 

明治、森永、ロッテにまんまと味覚を飼いならされた私たちは

 

本来のチョコの味を楽しめない

 

その事実に愕然とすると同時に、パンチの強いチョコに圧倒され胸やけに💦

 

 

映画に登場するカカオの産地は秘境中の秘境

道なき道、獣道より状態の悪いぬかるみを何日もかけて進む場所にある

まるでサルの群れでも探しに行くかの様な・・・とりあえず定住してるけど的な

 日本人の目には、手前の村に一緒に住めば、インフラ整備もされるのに・・・

という感じ

 

日本なら、災害時に孤立する、お年寄りしか住んでいない村のようなものが

日本より広大なアマゾンにポツリ、ポツリと存在する

街に名前があるだけでも偉い!って思うくらい

 

昔、ガーナの子供はチョコレートを食べたことが無いと教えられ

ものすご~く胸が痛んだことを覚えている

その解決方法として「フェアトレード」という考え方が広まって来たけれど

それでは、この国の問題は解決しないというのが現実でした

 

例え私費でインフラとして道を整備しても・・・

来年にはジャングルの中に飲み込まれている

 

例え私費で工場を建設しても・・・

安定した電力供給が望めない

 

折角、良質なカカオの木があっても、それを搬出する方法が無い

そして、それはその国の内政問題だから、外国人には介入できない

巨大資本がジェット機でも着陸できるくらいの飛行場を作らなきゃ

あのカカオはアマゾンのジャングルから出られない

それが現実

 

恐らく、あの店のオーナーは

ジャングルの中で出来上がったカカオ豆を背負ってでも

日本に持ち帰るでしょう

 

そのくらいの気概で頑張っているけれど

資本主義の国で、その気概がどこまで通用するのか

 

板チョコ一枚1500円

これを高いと思うか、安いと思うか・・・

 

この挑戦は

お菓子メーカーに舌を飼いならされた日本人の味覚を救えるのか?

 

心配になりました

 

 

今週のお題「花粉」

 

この季節にアレコレ外出するのは自殺行為

コロナじゃなくて花粉症だから・・・

 

足利や青梅などで、山火事が頻発しているニュースを観て

 

「これで今年の花粉が少し減ったかも・・・」

 

不謹慎極まりなく、地獄へ落とされそうですが

そう考えてしまうくらいには、毎年悩まされています

 

それでも出かけて行ったのは、美味しいものが食べたかったのではなく

オーナーの心意気を少しでも応援したかったから

 

で、別の日に、ワインの映画も観てしまった私・・・

偶然、そのワインを見つけてしまいました

 

カリフォルニアのナパバレーで生産されるワインが

フランス産のワインに勝ったという映画に出てきたワイン

 

現在奮闘中の教習を終えたその足で

お手洗いを借りに行ったショッピングモールの通路脇の売り場に

「待ってましたよぉ~」といわんばかりに、置いてあるじゃありませんか

 

でも、フランスの高級ワインほどではないけれど、結構高額!

我が家では、私一人しかお酒は飲めないから、さすがに二の足踏みました

これが一般人の感覚ですよねぇ

心意気に賛同しても、それを守ってあげられない

情けないけど、これが現実ですね

 

さて、車を運転される皆さんは

花粉症の季節の運転はどうされているのでしょう?

 

私はただひたすらに

高速運転中にくしゃみが出ませんようにと祈りました(;^_^A