Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

覚悟ってこういうことなのね

年明け早々、ノー天気でB型な我が家に重い空気が流れ込んできた

 

残り少ない親族である一人暮らしの叔母からの電話

「問題が起きたから今日の予定はキャンセルさせて」

理由を訊ねても今は言いたくないの一点張り

 

しかし、ここで手出しは禁物!

叔母は若い頃から役所に勤め

老人が尊厳を保って暮らせるよう制度から見直してきた人

その努力が今試されている

手出しすることは叔母の努力を認めないのと同義なのだ

 

苦しい状況であることは電話口からも伝わる

自分の体調も思わしくない

自分が面倒を見ている弟の体調も思わしくない

しかし、自分の意志で独身を貫くとは

ここで姪や甥に頼らないという覚悟が無ければならない

そう心に決めて現役時代を過ごしてきた叔母と

甘ったれで精神薄弱な弟である私の叔父

 

叔母は自分の弟が甥や姪に甘えることを許す気はない

それを自身の生き方で弟に教えるつもりだ

その覚悟を受け止めるというのは

最悪の事態を想定しながらも

じっと耐えること

頻繁な安否確認も尊厳を傷つける

 

でも大丈夫!

私には特別な能力がある

身近な人の死は必ず知らされるということ

夢枕に彼女が立たない限りは大丈夫

そんな非科学的な事柄に頼って辛抱するしかない

 

覚悟って、すごい覚悟がいることなんだなぁと

訳のわからない哲学的な問いに朝から迷い込んいる

 

似合わないなぁ~