Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

幸せな人には分からない?

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「1人1人の気持ちに寄り添い・・・」

 

大臣とか校長先生とか、ちょっと偉い人達の口から良く出るセリフ

だけど、寄り添うって難しいよ

 

寄り添うことを必要としている人は、困難の中にいる

その困難を想像すらできない、幸せな人生を歩んでいる人では

困難の中にいる人の心には寄り添えない

気持ちはありがたいけれど、話す気にもなれない

 

中学生にもなると、その辺が分かるのでしょう

先生に向かって素直に、自分の置かれた困難な状況を話すことはない

 

先生たちが救える命を救いたい!

そう願う気持ちが嘘でないことは信じるけれど

かなり難しと思う

 

私の姉は以前10代の子供を拾いました

勿論、悪意など微塵もありません

だけど、誘拐といわれる可能性は十分にあります

可哀そうだけど、警察に・・・と話していましたが

どこからも、誰からも連絡はありませんでした

携帯電話は持っていたのにね

 

そんな無責任な家庭が、想像以上に多いのが現実

 

そして、私が先日「ガイロク」というNHKの番組を見て思ったことは

この番組を一本丸っと占拠できるくらいには

私、人生の危機を味わってるってこと

 

自分ではそんな風に感じたことはなかったけれど

そういう話が危機的状況なら、私ってずいぶんと綱渡りな人生だわって

 

勿論、これを誰かに話しても、きっと誰も理解できない

寄り添ってもらうことは困難だと、分かっているから誰にも話さない

 

多くの人に助けてもらったことは本当に感謝してるし

なんとか切り抜けられた・・・大人だからね

だけど、学校の先生はこの状況を理解できなくて

子供達はずいぶんと苦しめられた

 

子供達を救うには

その困難に寄り添えるくらいに、人生の辛酸を味わってこないとダメかも

 

共済年金目当ての人には無理

安泰という言葉が好きな人にも無理

私だってきっと無理

 

社会はそのくらい厳しいものになっている

 

心が痛みます

 

9月1日

苦しいなら無理なんてしなくていい

寝過ごしちゃうくらいでいい

どうか、尊い命が失われませんように