Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

終の住処考察 今時のホームレスって・・・

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ジャケ買いという言葉があるらしいけれど

私の場合は「ジャケ観」

プライムビデオ見放題の中でハンサムな男性が目に飛び込んできた

無料だし・・・ためらわず鑑賞させていただいた

 

この素敵な男性、6年間もニューヨークでホームレス

 

貧乏だったわけじゃなくて

ビルの屋上を不法占拠して寝起きし

レーニングジムでシャワーを浴び、トイレで着替え

コインランドリーで洗濯

 

お仕事はモデルとカメラマンの二刀流

とっても自由でカッコいいけど

年齢を考えると、この生活

後何年続けられるのだろう?

って、同年代の私は心配になった

 

ドキュメンタリー映画だけど

どこか別の世界のお話だよねって思うよね

 

が!!!!

 

夏が来て、犬の散歩の時間が早朝になったことで

私は見てしまったのです!

気付いてしまったのです!

 

東京にも、公園の水飲み場をシャワー代わりにして

身支度を整え、お仕事へ向かうホームレスが存在するのです!

しかも、2名!

 

住所が無ければ就職できないお国柄

きっと、お家に帰れない事情がお有りなのでしょう

それにしても、ねぇ・・・

この映画を参考にしたのかと思ってしまいます

もし、まだご覧になっていないなら、紹介してあげたいような気分に

って、ホームレスを推奨してどうするの!?

だけど

家を持つってどんな意味があるのか、考えさせられます

 

住み変えることが楽に出来て

安普請でない賃貸があって

高齢になっても貸してくれるなら

ライフステージに合わせて住み変えたほうが合理的

売るに売れない、高齢者の家問題も起こらない

生涯年収の大半を学費と住宅ローンに持っていかれる仕組みから抜け出せる

 

 

実は、別のところで新しい実家のあり方を耳にしました

 

いつまでも変わらずに実家があるって安心だけど

そこを守る人が居なければならない

誰が実家を継ぐのか、相続の割合をどうするのか

問題が山積みで兄弟仲にひびが入ることもある

 

で、実家という考えを捨て、別荘を実家代わりに盆暮れに集まるという考え方

 

勿論、その別荘の所有者問題はよーく考えないといけない

恐らくは、法人名義の保養所みたいになっているのでしょう

同族会社なら、それで問題なし!

なのかな?

 

軽井沢の別荘に毎年、それぞれの家から家族が集まるそうです

勿論、それぞれがきちんと生活しているわけで

ホームレスではないけれど

家族の繋がり方の新しい形として、とっても有効だなって思いました

 

問題は、軽井沢に別荘を建てられないことかな?

 

手の届く程度のごく一般的な田舎だと、みんなが集まりたくなる

そのモチベーションを保てないからねぇ

 

今年も軽井沢へ行ってきました!

夏休みの作文に書けるからこそ、孫世代は行きたくなるし

親は老人ホームから

「今年もちょっと軽井沢まで、孫の顔を見に行ってくるわね」

って、外出許可を貰って旅行できたらカッコいいですよね

 

ヨボヨボになってから、選択肢のない状態で、厄介払いの様な形での入居

これが今現在の状況ですが

そんな老人ホームには、叔母でなくても入りたくありません

 

贅沢でなくていい

掃除洗濯ゴハンの支度から解放され

悠々自適な生活を保障されたい

それって実は、とっても贅沢な望みという矛盾

 

「家」=「安全」でなければならない

そのため、建物の耐震基準はどんどん上がり

まともな家を建てたら、一生住宅ローンと格闘することになる

それでも、想定外の災害が発生したら、すべて無くなる

 

私人生なんだったの?

 

なんてことにならないように、少し考え方の方向を修正し始めないといけない

そんなことをツラツラと思う今日この頃です