なぜか大人ばかり・・・
「そりゃそうでしょ、ここは老人ホームなんだから」
というセリフをグッと飲み込んだ強烈な叔母の一言をご紹介~!
叔母の老人ホームでの暮らしに問題があっても
今時はお部屋へ上がることができないため、その実態に気づくことは案外難しい
なので、通院介助時をチャンスと見て、喫茶店に誘い様子を伺ってみることに
そうしたら、叔母は老人ホームであることを完全否定!
叔母の頭の中ではマンションの○○号室に暮らしているということになっていた😢
否定したってしょうがない、それならそれでいい!
そう考え直し「住み心地は如何?」と問うてみた
その答えが「住人がなぜか大人ばかりなのよ・・・」でした
子供が住んでいない不自然な状況に不満があるのかと思ったら
まったく逆で、うるさくされないので心地いいと・・・
気に入ってくれているならそれでいいのだけれど
認知に問題が起こると、意思の確認が必要な財産の処分に影響が出てしまいます
事務手続きを代行している、私の立場としてはとても苦しい状況です
が、しかし・・・
老いるということは
若造では底かなわない何かを身に着けることと覚えたり
物事を捉える視点の多様性とでもいうのでしょうか
認知症の一言で片づけてしまうには勿体ない
特別な能力を身に着けているように感じました
お題「#買って良かった2020 」
大事な買い物を忘れていました
今年買った神アイテムは「積水ハウスシャーメゾン」です!
お世話になった積水ハウスの皆さま~、ちゃ~んと宣伝しておきましたよ!
この建物の引き渡しの翌日に叔父が亡くなりました
感慨に浸る暇も与えられなかったけれど
引き渡しだけは待ってくれたのかなと、好意的に解釈することに
建設にはいちゃもんはつきものですが
あまりにも酷くて、建設計画がとん挫するのではないかと銀行も気を揉むほどに
その中、クレームへの対応をしながら、往復4時間かけて叔父や叔母のお世話に・・・
「こいつら、私を殺す気か!」
めちゃ腹が立ちましたけれど、今、少し落ち着いて考え直すと
気が狂いそうなほどの圧力で、精神的にも物理的にも押しつぶされそうなところを
介護という免罪符を利用して、逃がしてくれていたのかもしれないと思えてきました
そういう意味でも
齢を重ねるということは「ただ者」を脱出することかと・・・
叔母はこの先「超大人」ばかりの老人ホームで、どんなお言葉を残すのやら
名言集が出来そうな毎日を楽しむ方向で暮らしたいと思う今日この頃です
相棒は案外小心者、うーんと小心者、いえいえ、超小心者です
ドッグランへ行っても、自分より大きな犬に出会うと、お構いなく~という感じで
スーッとかわして逃げてしまい、ぜ~んぜん運動になりません
仕方なく、アラ還の私がシャトルランに付き合う羽目に😢
困ったちゃんです!
が、相棒ももうすぐ3歳
段々と人間との暮らし方を自ら工夫して快適にしようと頑張っています
犬は人間よりはるかに速い速度で大人になり、そして・・・
アスペ2号は、すっかり子ども扱いされています
けれど
そのことに腹を立てるより
相棒との短い時間をもっと楽しんでほしいなと思います