Kartin Lab

アスペルガーとハスキーとガーデナーが織りなすB型な日々

ドッグトレーナー

半年通ったしつけ教室を辞めた

落ち度があったとか、腕が悪いとか、インチキというわけではない

しっかりコマンドを覚えてくれたお陰で、今現在は助かっている

でも・・・

保定・仰向け抱っこ・ごめんなさいのポーズ

これら一連の扱いが曖昧だった気がする

ボスへの服従の意思を示すためなのか、腕の中で安心して眠らせるためなのか?

眠るまで絶対に手を離すなと言われても

力で押さえつけられた形のままでは、犬だって眠れやしないのでは?

疑問に感じながらも明確な答えは教えてもらえなかった

 

トレーナーがいうところの

飼い主がボスの力を示せば犬は安心する

というセオリーは、ハスキーには通用しなかった

 

警察犬訓練をベースとしたしつけ教室は

西洋犬のためにはなっても、北方犬のためにはならない

ということなのだろうか?

 

そこまで考え、次にすべきは何だろうと悩んだ

幸せなことに現代はインターネットでなんでも調べられるので

警察犬訓練をベースとしないしつけの方法があることがわかった

「DINGO」

この協会ではドッグトレーナーとは呼ばず、インストラクターと呼ぶ

呼称はどうでもよくて、大切なのは犬とのかかわり方

大きく違ったのは命令、指示語を多用しないこと

犬に考えさせ、犬が自発的にとった数々の行動の中から

正しいものにご褒美を与える

じれったいと感じる人も多いと思いますが、この方法で行くと決めた途端に

彼は変わった

 

自発的な行動という意味では、ご褒美を与えないトレーニングにも参加してみた

ご褒美に釣られてやったことは自発行動ではないという

確かにそうだと思った

けれど

本日のMVP犬に対して一番に報酬を与える!

これがハスキーの掟・・・らしい

案の定、トレーニングに対価がないことには我慢ならず、悲惨な結果となった

 

DINGOには、ポツリ、ポツリとしか通えてないけれど、半年経過した今現在

犬と出会ったとき以外は取り立てて困ることはなくなったし

遊びは仕事じゃないと頑なに拒否っていたのがウソのように芸達者に!

腹立たしいのは、以前の教室で訓練されたことはすべて覚えていたこと

授業妨害する劣等生という演技

「知ってるけどやらない」という選択だったこと

 

ハスキーと暮らすには、どうやら命令ではなく、駆け引きが必要な模様

どうしたら互いにストレスなく暮らせるのかを相談するしかないのかも

と思った今日この頃です

 

結論:シベリアンハスキーはバカなんじゃなくて、頑固なんです!

   (ノー筋なところは否めません)