人生の夕暮れ時
傘でも靴でもカバンでもベルトでも、なんでも修理してくれるお店が店じまいした
傘の骨の先っちょ・・・あの小さな金具一つでも調達して直してくれるオジサン
これで儲けが出るのかなぁ?
直してもらえることは嬉しいけれど、いつもそれが心配だった
そのオジサンが体調を崩した
暫くお休みさせていただく旨が張り出されていたのだけれど
先日、店の前を通りかかったら↑↑↑↑↑↑↑の写真の状況になっていた
ガランとして、オレンジ色に染まっていて、なんだか物悲しさが漂う
オレンジ色は夕日ではなく、裏の建物の色が反射しているだけなのだけど・・・
このオジサンが町から消えることで、使い捨て社会に更に拍車がかかる
大量生産、値下げ合戦、人件費削減
日本人の給与がOECD最下位の理由はここにある
一円でも安く手に入れることが、良い主婦の使命のように思われがち
だけど、安いもので一時しのぎするような消費活動では
真の利益は生み出せない
値段を下げるのと一緒に自分の給与も下がるという悪循環
経済の在り方、市場原理そのものが転換期を迎えているけれど
それに対応するだけの経済力がコロナで失われた
将来への不安から、今日も明日も、その場しのぎの買い物に走るだろう
個人的にはオレンジ、黄色、黄緑色が好き!
なのに・・・
夕日がビタミンカラーに見えないって、なぜなんだろう?
う~ん、今夜は眠れないかもしれない・・・いや、きっと爆睡する
私自身はどう頑張っても人生夕暮れ時に差し掛かっているけど
日本は夕暮れ時になっていないことを祈る
今週のお題「チョコレート」
登校拒否中のアスペ2号がチョコレートクッキーを焼いた
料理なんて興味ないけど
どうしてもチョコレート味のクッキーが食べたくなったと
私が自動車の教習に出かけている間に買い出しに行き
あとは焼くだけというところまで終えていた
1人で買い物にいくことが苦手なアスペ2号にとっては大冒険!
全力で走り続けることを止め、登校拒否することで
何かが変わり始めたなら、意味はあったのかな?
ちなみに、そのあまりのマズさに、翌日リチャレンジしていました
翌日の作品は、まぁ食べられて良かった良かった